くどうさくら 詩 詩「できないんだ」 ある日 とうとうしびれをきらして わたしは彼に言った …… あなたは どうしてもう少し 大人になれないの あの人はきらいだの あいつはぼくをバカにしているだの やつらはクズだの そういうことは思っても 口に出すものではないでしょう 大人なの... 2021.07.07 くどうさくら 詩
くどうさくら 散文 弱視の私の秘密兵器?-単眼鏡等の補助具について- 改めましてこんにちは。ようやく、あちらこちらに散っていたブログ記事をこのサイトに収集し終わりつつあります。やっと好きなことが書ける~^^/ というわけで、これから数回、「弱視の私」について書いてみたいと思います。私は先天性小角膜(小眼球)と... 2021.06.21 くどうさくら 散文
くどうさくら 詩 詩「心が回復する時」-秀作を賜りました- 夢を見ました 月明かりが ぼんやりと白く照らす 細道を 樹の根と岩につまずきながら 一歩、また一歩 登っていました ほんのわずかでも 気をゆるめたら 左側の崖に 呑みこまれてゆくでしょう 風が来るたびに 枝をゆすり いっせいにざわめく 黒い... 2021.06.20 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 さびしいとつぶやいてみても さびしいと つぶやいてみても それがやっとの思いで くちびるから出した 一言であっても あなたの声を聞いてくれる 耳はなかった そばに来て あなたの手をにぎってくれる 手はなかった 空のうえから わたしはいつも そんなあなたを ... 2021.06.20 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 詩という名の蛇 我が友蛇よ なぜおまえはよりによって わたしのところへ来た わたしは おまえに胸を締めつけられ すっかりおかしくなった まくしたてるひとびとの声が 届かなくなった 耳 声なきものの つぶやきばかり拾う 耳 空っぽの言葉を 吐き出せなくなった... 2021.06.17 くどうさくら 詩
くどうさくら 散文 子どもを叱ってしまったら一緒に読む絵本-親子でほっこりとした気もちになれる絵本- 今日は超ロングロングロングセラーの絵本をご紹介します私が小さい頃(〇十年前)、大好きで、何度も読んだ本です。親子喧嘩した後や、子どもを叱ってしまった後に、親子でいっしょに読んで、いっしょにあたたかな気持ちになることができる絵本です。 Ama... 2021.06.10 くどうさくら 散文
くどうさくら 詩 あさひの中へ あさひの中へ出てゆくとき 気づく わたし生きてる うなじをくすぐる風の手が ささやく 軽やかに生きているよと あさひの中を歩いてゆくとき 感じる わたし進んでる 足に伝わる地面の堅さが ほほえむ しっかりと進んでいるよと あさひが高く昇って... 2021.06.09 くどうさくら 詩
くどうさくら 散文 信じる力は伸びる力 「わたしを信じなさい」、「あなたの信仰があなたを救った」、「なぜ信じないのか」……聖書に書かれていることは、「信じること」、これに尽きるのではないかと思います。キリストを「信じる」こと、このたった一つだけの行為によって、人は罪赦され、救われ... 2021.06.08 くどうさくら 散文
くどうさくら 詩 雲の舞 ジャスミンの香りを 夜風が運ぶ おおきな明るい月の上で 雲が舞う 羽化したばかりの 蝶のように 薄くやわらかな羽を おそるおそる動かして 水の匂いがする 小粒の雨が 家々の屋根を 静かに叩きはじめる 月の光にまもられて 少し濃く... 2021.06.08 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 ことばの叫び お願い わたしを 踏みつぶさないで 踏みつぶして 殺さないで 骨を 砕かないで 砕いて まき散らさないで まき散らされた骨の破片は もう わたしではない それでも 辛い 脅しや さげすみ 陰謀や 略奪 偽善や 自己誇示のために 散布され 砂... 2021.06.08 くどうさくら 詩