エールメッセージ 地獄のような苦しみ、それは必ず勝利できる試練ー「自分の十字架を背負って私に従いなさい」マタイ16章21節 クリスチャンの私から 台風が来る度に、私は悶え苦しむ。どんな治療も効かない自律神経失調症だ。天候や気圧、湿度の微妙な変化にさえ、私の体は敏感に反応する。だから、台風が発生して通り過ぎるまでの間、突発的に、起き上がれないほどの倦怠感や息苦しさが襲ってくる。それは、... 2022.09.26 エールメッセージ未分類
くどうさくら 散文 友の涙-お金に対する正常な感覚を失わないこと かれこれ20年以上お付き合いしている良き友人がいます。友人というよりも、もはやきょうだいのように仲良くしています。その友人から、一生忘れることがないであろう素敵なプレゼントをもらいました。コロナ渦で職を失ってから、彼は経済的にとても厳しい状... 2021.11.29 くどうさくら 散文
くどうさくら 散文 再会のある別れ、再会の無い別れ-すれちがってゆく人々、つながり続けてゆく人々-それを分ける秘密 人生にはたくさんの出会いがあって、それと同じくらいたくさんの別れがあります。一時をとても仲良く過ごした相手でも、時が経つにつれ、歩む道が分かれ、どんどん遠ざかってゆくことがあります。気がついてみると、お互いがまったくちがう場所に立ち、まった... 2021.11.22 くどうさくら 散文
くどうさくら 詩 悲しみよ ずっと なにかを我慢しているような 気がしていた でも なにを我慢しているのか 分からなかったので なにも我慢していないことにして 過ぎゆく日々を 追いかけていた ある日 とつぜん辺りの空気が ゼリーのごとく 固まってしまった 必死で息を吸... 2021.07.10 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 詩「できないんだ」 ある日 とうとうしびれをきらして わたしは彼に言った …… あなたは どうしてもう少し 大人になれないの あの人はきらいだの あいつはぼくをバカにしているだの やつらはクズだの そういうことは思っても 口に出すものではないでしょう 大人なの... 2021.07.07 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 詩「心が回復する時」-秀作を賜りました- 夢を見ました 月明かりが ぼんやりと白く照らす 細道を 樹の根と岩につまずきながら 一歩、また一歩 登っていました ほんのわずかでも 気をゆるめたら 左側の崖に 呑みこまれてゆくでしょう 風が来るたびに 枝をゆすり いっせいにざわめく 黒い... 2021.06.20 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 さびしいとつぶやいてみても さびしいと つぶやいてみても それがやっとの思いで くちびるから出した 一言であっても あなたの声を聞いてくれる 耳はなかった そばに来て あなたの手をにぎってくれる 手はなかった 空のうえから わたしはいつも そんなあなたを ... 2021.06.20 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 詩という名の蛇 我が友蛇よ なぜおまえはよりによって わたしのところへ来た わたしは おまえに胸を締めつけられ すっかりおかしくなった まくしたてるひとびとの声が 届かなくなった 耳 声なきものの つぶやきばかり拾う 耳 空っぽの言葉を 吐き出せなくなった... 2021.06.17 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 あさひの中へ あさひの中へ出てゆくとき 気づく わたし生きてる うなじをくすぐる風の手が ささやく 軽やかに生きているよと あさひの中を歩いてゆくとき 感じる わたし進んでる 足に伝わる地面の堅さが ほほえむ しっかりと進んでいるよと あさひが高く昇って... 2021.06.09 くどうさくら 詩
くどうさくら 詩 雲の舞 ジャスミンの香りを 夜風が運ぶ おおきな明るい月の上で 雲が舞う 羽化したばかりの 蝶のように 薄くやわらかな羽を おそるおそる動かして 水の匂いがする 小粒の雨が 家々の屋根を 静かに叩きはじめる 月の光にまもられて 少し濃く... 2021.06.08 くどうさくら 詩