前回に引き続き、声リーディングの実験にご協力くださった方々からのフィードバックをご紹介致します。
みなさんから声を送って頂いて、いつも感じるのが、深い感動と感謝の気持ちです。声を送ることって、相手をとても信頼していないと出来ないことだと思うからです。
声を聴かせて頂いてリーディングをしている時間は、ただただ、幸せです! お一人お一人の魂の、かけがえのない美しさに触れて、心が温かくなります。視覚に障害があるゆえに私が陥りがちな孤独感から救わる想いです。聴き取ったことを出来るだけ正確に言葉にする作業は、詩を書くというよりも、翻訳に近い作業です。責任の重さが、喜びの重さに感じられる、そんなひと時です。
では、今日の一例です。
Bさん 女性 40代
声を聴いて私が書き送った詩
太陽の光のなかで咲く 小さなマーガレットの花 そよ風に やさしく揺れる 春の光が話しかける もし ひとりでいる時間と空間が ほっとするなら それはとっても素敵な世界 もし ひとりの世界には 間違いも失敗もないのなら それはとっても大切な場所 疲れたら いつでもそこに帰って 思う存分 のびをして 深呼吸をして ゆっくりと過ごせばいい ある日 友だちが訪ねて来て 一緒にのびをして 深呼吸をして 笑って 泣いて 「そんなに気にすることないよ こうあるべきだとか これをやるべきだとか 正しいこととか まちがったこととか そんなの どれも ただの幻想にすぎないのだから」 って言ってくれる 「心の底から笑って 心を揺さぶって泣くことの方が どれだけ大切か」 って そして あなたの顔を覗きこみ そっと頬をなでてくれる
Bさんからの感想
マーガレット。 野に咲く花が好きなので、とてもピタッときました
包み込んでもらえるような優しいメッセージ〜
そして終わりの辺りのフレーズには…
初めて頂けた言葉でしたので、びっくり!
そして、そのまま心に届きました。
心の動きをそのまま感じ、現して良い事〜
肯定してもらえましたので、心の奥から ホッ! と安心した感じです。
何か、とても楽になりました。 ありがとうございます。
コメント