くどうさくら 散文

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病気とうまく付き合う?言うは易し!

子どもの頃は、まさか自分がこんな人生を歩むことになるとは思わなかった。先天性視覚障害はあったけれど、私は健康な子どもだった。小学生の時には、学校を1日も休まなかった年もある。24才の秋、私は原因不明のしんどさに襲われた。息が苦しい。熱が無い...
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続「うつ病は幸せになるためにやって来るー心の底にゆるぎない大地が生まれる日」

東京のある教会で、私は二人の伝道師に出会いました。一人は韓国人、一人は中国系朝鮮人の伝道師でした。うつ病の症状が酷く、しんどい日々。這うようにして、やっとのことで教会へ行きました。「もう死にたい。」そうつぶやくたびに、彼女たちは私の背に手を...
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うつ病は幸せになるためにやって来る書籍発売!

「うつ病は幸せになるためにやって来る」。ようやく紙の書籍として販売開始されました! 実際に手に取ってみたら薄くて軽い本でしたが、内容は読みごたえがあると思います。17年うつ病を患い、現在も闘っている著者から、同じ境遇にある方々とそのご家族ご...
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私の夢-希望を失いかけている人の希望となること

「夢」や「目標」をはっきりと思い描くことが大切だと言う人がいますが、私はあまりそれが好きではありません。だって、神さまが私の未来に見ている夢は、人間の小さな頭ではとても想像できないくらい、大きなヴィジョンだからです。私が目指して進んでいるの...
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善い行き先を持たないお金は人から輝きを奪う

善い道を通ってやって来なかったお金と、善い行き先を持たないお金は、たとえ悪いことに使われなかったとしても、持ち主のオーラから輝きを奪います。なぜ、そう言えるのか。残念ながら、たくさんの実例を目の当たりにして来たからです。「善い」とは何でしょ...
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2022年の大晦日に

今夜は特別な夜です。一年に一度だけ都会に訪れる静けさ。それを独り占めする幸せ。テレビもなく、一人で過ごす大晦日。一人で迎える新年。心は温かな静寂に満たされ、守られています。嬉しい再会と、まだ顔も名前も知らない友人たちとの出会いが、たくさんあ...
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心の中にある戦争の芽に気づく時、キリストの愛を知る-クリスチャンの私から

人が自分の嫌なところを目の当たりにするのは、幸福な時ではない。それは、身体的であれ精神的であれ、逃れることの出来ない苦しみの最中にある時だ。少なくとも私はそうだ。苦しみを嘆くだけでは足りず、人を憎む。視覚障害のせいで、人混みの中を歩くのが私...
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投げ銭に感謝!

私のホームページには広告が一切ありません。訪れた方に「広告のない静けさと安らぎ」を味わって頂きたいと思い、こうしています。ページの運営や音楽活動はすべて、皆さんからのご寄付に頼っています。CAMPFIREコミュニティで継続的な支援をしてくだ...
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宣伝は心をこめたプレゼントにしたい ‐「知ってもらうこと」がその充分なお返し

私は広告が好きではありません。基本的に、「勧誘されること」が嫌いなのです。私は、幼い頃からプロテスタントの教会に通ったクリスチャンです。本当ならば、神に祈り、神と語り合い、神と私、二人の関係を作ってゆくことが一番大事なのに、教会の大人たちの...
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キリスト教でいう「病が癒される」ってどういうこと?-視覚障害者のつぶやき

インターネットを通して、障害とともに生きる人たちが自分のことを紹介したり、発言するようになって、障害というものが、少しずつ認知される社会になってきている。それなのに、悩みを抱えた人たちのよりどころとなるはずの教会で、障害者に対する認識が、す...
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二十歳-私が大人にならなければいけなかった日

今日は愛子さまが二十歳になられた日ですね。「人の役に立つ大人になりたい」と、素敵なメッセージを発信してくださいましたね。私は12月10日生まれ。愛子さまと9日ちがいです。だから、ふと、自分が二十歳になった日のことを思い出しました。それは、父...
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友の涙-お金に対する正常な感覚を失わないこと

かれこれ20年以上お付き合いしている良き友人がいます。友人というよりも、もはやきょうだいのように仲良くしています。その友人から、一生忘れることがないであろう素敵なプレゼントをもらいました。コロナ渦で職を失ってから、彼は経済的にとても厳しい状...