本の断捨離成功の秘訣は、その本を1ページ読んだ時点で、読み終わったらどうするか本の行き先を決めることだというお話をしてきました。(もちろん、1ページというのは目安です。「第一章」や「プロローグ」などを読んだ時点でも構いません。)
行き先は、私の場合次の三つです。
・ブックオフ
・ゴミ箱
・本棚
この章では、いったい私はどのような基準で、本の行き先を選別しているか、お話します。
・ブックオフ
求めていた情報や知識が得られたので、それ以上とっておく必要がない本。帯を取らずに、なるべくきれいな状態で大切に読み、感謝をこめてブックオフに売ります。ほとんどの学術書、ニュースや社会問題、歴史などを扱う本、ハウツー本(私はほぼ読まないが)、あまりおもしろくなかった小説&おもしろかったけれどもう一度読むことはないだろうと思われる小節など。
・ゴミ箱
興味があって買ってはみたものの、書いてあることがあまりにも軽率、傲慢、教条的、または悪意を感じる、怒りを感じる、強引さを感じる、などの理由により、世の中に存在しない方が良いと思われる本。また、誤字脱字が多い、ページの重複があるなど、編集があまりにもお粗末な本。
潔く燃えるゴミに出します。紙ゴミに出して、文字通り「再生」してもらうのもいいでしょう。
つまみ読みした後、私がゴミに捨てた本の一例は、「○○よ○○の○○で咲き誇れ」です。著者のお名前は記憶にございません
・本棚
「この本を持っている自分が好き」と思える本です。私は、大ファンの作家さんが何人かいます。その作家さんの本はすべて大切に本棚に収められています。
その他にも、偶然出会ったすばらしい本たちがあります。どれも、想像を絶するほど大きな力が注がれて、世に出た本です。出版に注がれた力、という意味だけではなく、その本が伝える調査や研究や経験の重みです。
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