詩/散文

くどうさくら 散文

転換性障害の治し方-患者による説明-

「転換性障害」って聞いたことありますか?私の心の病気の本当の名前は、「転換性障害」または「変換症」というものです。説明が難しいので、みんなには「うつ病」と言っていますが、実は、うつ病とは違います。医学的な説明は、こちらをご覧ください。私の場...
くどうさくら 散文

ためになる本 vs ためにならない本

ためになる本を1冊読む方が、ためにならない本を100冊読むよりも、ずっと価値があります。この記事では、ためになる本、ためにならない本、両方の特徴を挙げながら、買う前にある程度、本を見分ける方法をお伝えします。1.タイトルと表紙を見た段階でた...
くどうさくら 散文

子どもを叱ってしまったら一緒に読む絵本-親子でほっこりとした気もちになれる絵本-

今日は超ロングロングロングセラーの絵本をご紹介します私が小さい頃(〇十年前)、大好きで、何度も読んだ本です。親子喧嘩した後や、子どもを叱ってしまった後に、親子でいっしょに読んで、いっしょにあたたかな気持ちになることができる絵本です。Amaz...
くどうさくら 詩

あさひの中へ

あさひの中へ出てゆくとき気づくわたし生きてるうなじをくすぐる風の手がささやく軽やかに生きているよとあさひの中を歩いてゆくとき感じるわたし進んでる足に伝わる地面の堅さがほほえむしっかりと進んでいるよとあさひが高く昇ってゆくとき喜びが湧きあがる...
くどうさくら 散文

悩み過ぎて心が折れそうな時に読む本

先日の記事では、「心が疲れた時に読む本」として、マインドフルネスの考案者、ティクナットハン著『微笑みを生きる』をご紹介しました。今日は、長い間、一人で悩みを抱えつづけ、相談できる人もなく、孤独に陥ってしまっている人。思いきって人に相談してみ...
くどうさくら 散文

信じる力は伸びる力

「わたしを信じなさい」、「あなたの信仰があなたを救った」、「なぜ信じないのか」……聖書に書かれていることは、「信じること」、これに尽きるのではないかと思います。キリストを「信じる」こと、このたった一つだけの行為によって、人は罪赦され、救われ...
くどうさくら 詩

雲の舞

ジャスミンの香りを夜風が運ぶ おおきな明るい月の上で雲が舞う羽化したばかりの蝶のように薄くやわらかな羽をおそるおそる動かして 水の匂いがする小粒の雨が家々の屋根を静かに叩きはじめる 月の光にまもられて少し濃くなった雲が少し力強く踊りはじめる...
くどうさくら 詩

ことばの叫び

お願いわたしを踏みつぶさないで踏みつぶして殺さないで骨を砕かないで砕いてまき散らさないでまき散らされた骨の破片はもうわたしではないそれでも辛い脅しやさげすみ陰謀や略奪偽善や自己誇示のために散布され砂嵐を巻き起こす自分の骨の破片を見ているのが...
くどうさくら 詩

もし今日が花だとしたら

もし今日がのぼってくる朝日とともに咲きしずんでゆく夕日とともに散る一輪の花だとしたらもし今日が昨日のつづきではなく夜の間にふくらんで明け方にほんのりと色づくつぼみの中に抱かれた一輪の花だとしたら日の光を浴びてひらいた花びらの中でわたしはもう...
くどうさくら 散文

読書は量でなく質である-良き一冊は百冊に勝る-

どれだけたくさんの本を読んだか、が大事なのではありません。どれだけ質の良い本を、どれだけじっくりと、読んだかが大事なのです。評論家の視線でしか、本を読まない人がいます。そういう人は、大量の本を読んでいて、いかにも学識があるように見えます。し...